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(18/JUL/2004) 2004 セルフディスカバリー王滝  (by アニー長田)
<妹と友人でアドベンチャーレース参戦!> (レポ by 本家アイアンマンへの道=アニー長田)

 今回はセルフディスカバリー参加報告。 7月18日、参加して来ました。当日、朝は激しい雷雨。本当にこれ、やるの?って感 じ。宿出る頃には、ただの大雨になってた。良かった? 3人で1チームのこの大会、我らは強豪エイジアスリートのマリ、の友人で今年アドベ ンチャー系大会でいくつも入賞している遠田選手、そしてアニーの3人。ひそかに混 合の部で入賞を狙うが、はたしてどうなる? 1stステージはMTB。激しく降る雨の中をスタート。今回、45チーム参加。内混合チー ムは10チーム。130名以上のスタートは、クロスマウンテン程ではないが、迫力があ る。シングルトラックでなく、林道だが、かなりガレているので気を使う。ここでは やはり男性が速いので、我らは後方からスタート。先は長い。雨の中登り降りを繰り 返し、約30Kのバイクを終える。だいたい25位前後でトランジットへ。 2ndステージはラン。3人装備を背負うと、トランジットを後にする。このランはほと んどオンロード(アップダウンはある)。我々の作戦は男性陣が女性の負担をカバー す る事。アニーはマリのウェットを担ぎ、遠田選手はバイク等で彼女を引っ張る。作戦 がうまく行ったのか、ここでも数チームパスする。 山中に入り、3rdステージはリバートレック。ウェットを装着し、川に飛び込む。の だが、岩が滑り、かなり歩き難い。時たま深みに入り、泳ぐ事も。最初こそ楽しいも のの、だんだん、嫌になってくる。このステージでも抜いたり、抜かれたり。まだ先 は長いので、無理せず、進んで行く。やがて崖をよじ登り、ランで次のステージに進 む。
4thステージはカヌー。2人乗りなので、2人で漕いで、残りはラン。のはずが、直前 でルール変わってランは中止。水物苦手なアニーはランの予定だったが、なんとレス トになってしまった。これが大正解で、マリーと遠田選手は呼吸もあい、このステー ジでも順位を上げる。この時点で混合4位。差は15分。 5thステージはランとアスリートクライム。ランは例によって、オンロード。そして 沢に降りて行く。最初のうちはただの沢登りと思っていたが、コース通り進んで行く と、目の前に崖が・・・を、よじ登り、確かにもの凄いコースと説明されていたが、 うん、笑ってしまうようなコース設定。ここも遠田選手大活躍で、道なき道をナビし ながら切り開いて行く。それでいてほとんどミスコースしないから、たいしたもの だ。 結局彼のナビにより、このステージで混合3位との差を10分縮め、5分とする。 そしてファイナルステージ。トレイルラン。我ら最も得意な種目。ここは、全力をだ して、前のチームを抜くしかない!スタート!前半は舗装路の下り。これまた得意種 目。マリは少し沢で足を捻り、痛む足を引きずりながらも、最後の力を振り絞る。途 中から斜面を下降し、オフロードへ。ここでまた遠田選手がナビを勤める。 急斜面など、険しい道なき道を突き進む。が、一向に先行チームは見えてこない。し かしあきらめる訳にはいかない。ゴールはすぐそこだ。
視界がひらけ、アスリートクライム時に入った沢にでる。今度こそ本当に、フィニッ シュ間近である。完走する事さえ難しいと言われたセルフの、フィニッシュラインま で。一同、さまざまな思いと、感動にふける。マリーは昨年はターザンで参加。初心 者2人をかかえ、チームを引っ張り、しかし惜しくも完走を逃している。今回は男性 陣を引っ張る、良い走りを見せている。今年にはいってアドベンチャー系で大活躍の 遠田選手、今回もオフロード、カヌーでおおいに貢献する。タイムも10時間半位でい けるだろう。こここまで来たら、順位はどうでも良い。 そして3人、肩を抱き合いながらゴール! アナウンスによると、何と混合の部、3位でゴール。先行チームはコースミスにより 遅れ、我らが先に到着した。が、実は我々には問題が・・・なんとCP紙を紛失してい たのだ! 「ええ、入賞はいいんですけど、実はCPPなくしちゃったんですよ〜。」 「ああ、じゃ10分のペナルティですね。幸運を祈ります。」 こうして、総合17位、部門3位、タイム10:28は夢と消えたのである。ペナルティくら うのわかっていたが、我々はあきらめる事なく、全力で最後まで走りぬき、そして何 より、レースを、自然を楽しんだ。プロじゃないんだから、それで充分。本当、楽し んだ。 今年は30チーム位完走出来たのでは?次郎氏によると、「コースが甘すぎた!」そう だが、実際そんな楽ではない。アウトスポーツ経験者でトレーニング積まないと、完 走出来ない。参加者のレベルも上がったと思う。 という大会だけど、来年誰かチャレンジする?

 (レポート by アニー長田=本家アイアンマンへの道)

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