トップページに戻ります!
Welcome to Mighty Triathlon Club

トップに戻る > レポートに戻る

(04/SEP/2005) 2005 波崎トライアスロン
 <スギがまたしてもエイジ優勝!!>

 太平洋方面隊波崎組の中で、ミドルに出場したスギが、 一時トップを走る快走を見せ、見事エイジ優勝してくれました! シーズン後半、どうしちゃったんだろ?って言うくらいの頑張りを見せる スギの波崎レポートだよぉ〜!

(左画像は宮古大会時:Photo by Kazu Iwasa)


   9月4日(日)波崎トライアスロン。初めてミドルのタイプに出場してきました。 オリンピックタイプには何度か出たことがありますが、 バイクのコースが結構風がありきつかったので、あのコースをもう1周するのは・・・ と思いながら今まで出ていなかったのですが、徐々にロングのレースも 出るようになり、いよいよチャレンジと思い今回ミドルにエントリーしてみました。 この2ヶ月間は立て続けにレースに出ていたため、落ち着いて練習という感じではなく、 レースに出ては身体を休めてという繰り返しだったため、特にランの練習が思うように出来ずにいたので、 今回はそこが一番の不安でした。 スイム、バイクに関してはいい感じで仕上がってきているので、どこまで結果に出せるかが楽しみでした。 今回も家族で参戦の予定でしたが、朝3時には出て行かなくてはならないため大変なので、 久々に一人でレースに行くことにしました。 そのため急遽、前泊しているマイティのメンバーのイチローさんに頼み、 レース前日の夜に波崎入りすることができました。 (イチローさん、お世話になりました。) おかげで10時過ぎには床に着くことができ朝5時までぐっすり寝ることができました。

 レース当日の朝、5時過ぎに起きて朝ごはんを食べ終わるとバイクのタイヤの空気の入りが悪かったのが気になり 宿を出る前に空気を入れてみると「シュー」という音が!なんとパンクしているではないですか!! あわてて用意していたスペアタイヤに交換。レース前に気づいてよかった!!! そのまま会場に向かい8時のスタートにあわせて準備をする!今回は比較的時間に余裕があり、 ゆったりとレースを迎えられました。 このレースでの目標はスイムは最低でも5番以内で上がり、バイクまでは10番以内で通過、ランは根性あるのみ! 総合で入賞できたらと思っていました。

■スイム:スイムは1周750mを3周の2.25km。
 アップのときに今シーズン修正してきたフォームをチェックしながら泳ぎスタートの時間を待つ。 スタート合図と同時に最前列からスタート! 周りの様子をみながら泳ぎ始めると以外にバトルもなく、更ににスタートから 飛び出す選手もいなかったので自分のペースで一つ目のブイまで向かう。 二人の選手が並ぶようにして泳いできたので 一つ目のブイは先頭で回ろうと少しピッチを上げ先頭で通過!! そのままのペースを維持して泳いでいくと後ろの二人とは少しずつ差が着いていくのがわかり その差を維持しつつ泳ぎ続ける!(この時点で何とかスイムはトップで上がりたいという気になってくる!!) 2周目までは快調に泳げていたが、3周目の後半に入ると少しきつくなってきたのでストロークを小さくして (プッシュの幅を縮める) 入水後の早めのキャッチにポイントを置きなんとかペースを保つ! このとき後ろの2人も差ができ始めていたようで残り最後の直線に入りスイムトップで通過できることを確信する! 何とかそのままスイムフィニッシュ!! 応援の人達の声援をうけトランジッションに急ぐ。 いつものことながらトランジットの遅い自分はウエットが脱げずもたついていると、 案の定スイム2位の人に抜かれ2番手でバイクスタート!

■バイク:バイクは片道20キロのコースを2往復!
 すぐさま前方を行く選手を追いかけなんとか抜き去る! なんとその前を行くのは白バイ!!!今トップを走っているという実感がわいてきて気合が入る! 気持ちいい!!!!!! 練習してきた36〜40キロの間でペースを作り白バイを追いかける!いい感じで脚が回っているので このまま行けるところまで行こうと思う! 最初の折り返しを通過し後続との差をチェックすると、一人勢い良く追いかけてくる選手が・・・。 差はまだ少しありそうなので何とかトップで1周目を終わらせたいと思い、 帰りの道もさらにペースを上げていく! 37キロ通過したあたりで横を勢い良くバイクが通過していく!!遂にやられたぁあ!! もう少しだったのにと思いながら前を追う!じりじりと差は広がりながら1周目も終わり2周目に入る!!差は100m! しかし、脚はかなり使ってしまっていてなかなかペースが上げられない。 しかも2周目に入り波崎特有の風も出て来た!とにかく耐えて脚を廻す!!ひたすら廻す!! そうしているうちにまた一人、そしてまた一人と抜かれる!まだまだレースは終わったわけではない! 最後まであきらめずに行こうと思う。折り返しまで残り5キロくらいの所に来ると路面が濡れている。 通り雨でも降ったかなと思うと、急にその先では大雨が降りつけてきた! 前もあまり見えなくなり、路面には水溜りが所々にできている! それをよけながら進む!!土砂降りの中やっと折り返しまで来る!今のところ4位!! 後は帰るだけ!と思いパンパンになってる足を廻していく! 4〜5キロくらい走ると雨がぱったりとやんでいる!降っているのは折り返し付近だけのようだ。 今度はだんだん日が照ってきて暑さとの戦いとなる!水を浴び給水をしてバイクゴールを目指す! 残り10キロをきったところで更に後続の選手に抜かれ、結局バイク終了時で8位まで順位を落とす!

■ラン:ランは1周5キロのコースを3周回。
 途中4箇所くらいの折り返す所があるため、そこで前後の選手との差が確認できる。 今回1番不安があるランでどこまで我慢できるかがポイント。なんとかこの順位を維持してゴールしたい。 とにかくいつものように走り始めのペースとピッチに気をつける。 心配していたより足は動く!!行けるとこまでいくしかない!  前を行く選手との差は1分半くらい!後ろとの差も同じくらい。1周目はまずまずの感じで走れた。 5キロだいたい21分!よしと思いそのままのペースを保つように足を運ぶ! 前の選手との差が30秒くらいまで縮まるがそこからがなかなか縮まらない!後ろの選手とは差が開いてきた! 2周目が終わりラップ22分半。とにかく暑い!全てのエイドでドリンクを飲み水をかぶる!! 少しずつペースが落ち始める!ここが踏ん張りどころと思い走るが足のあちこちに異変が・・・・! 脚の様子をうかがいながら脚を前へ前へとはこぶ!前を行く選手との差はまた開き始める! 我慢のランになってきた。すると上位を走っていたはずの選手が一人目の前に現れた! ここで頑張らねばと思いその選手を捕らえ抜き去る! よし!もう一人抜けば総合で入賞と思うがこれ以上はペースが上がらない! それどころか、脚はもうかなり限界まで来ているようで着地するたびふくらはぎに「ピリッ」と攣りそうな感覚が走る! 何とか持ってくれと思いながら走る! 最後の角を曲がったらもう後はゴールまで50m!!やっとゴールが見えた! 何とか最後まで辿り着けたという感じだった!! 結果、総合7位、エイジ優勝でした。総合に入るには後一歩練習が足りないという事だと思う。

 今回のレースでは、自分なりに取り組んできたことが良い結果として出たところもあり、 足りなかったところがそのまま出たところもあり、納得いくレースではあったと思う。 今後のレース、練習に気持ちを繋げて行ける結果、内容であったと思う!! まだまだ頑張れるし、上を目指せる事を実感できました。

(レポート by スギ)


↑左画像:この日一緒に出場したマイティの面々 / 右画像:ゴール後の面々。爽やかな顔もあれば...ミドル出場のイチロー...死んでる...

(C) Copyright 2005. Mighty Triathlon Club. All rights reserved.