(2002/OCT/12) 2002秋 軽井沢合宿レポート ( by タッキー)
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10月12日(土)から14日(祝日)の2泊3日で、初めてのマイティ秋合宿を行いました。
宿泊地となったのは、デビルちゃんのご親戚の方がグループで所有されているという
軽井沢の別荘。最高のロケーション、絶好の天気に恵まれた今回の合宿を、
画像ベタ貼りのあんちょこレポートでお届けします。
参加者は、晴れ(ハゲ)男のタッキー、晴れ女のナース、激晴れ女のデビルちゃん、
無謀にも土曜日の営業を休んで参加のはんちょ新井、カントク洋子さん、ひっくりカエルちゃん、
そして特別ゲストの城跡研究家キッシー岸本(44歳男性)の7名。
先頭隊はタッキー、ナース、デビルの3人で3時頃市川を出発。
外環、関越、信越道ともさしたる渋滞はなく、スムーズに軽井沢へ。
中軽井沢で宴会用の飲み物、翌朝の食材などを買い込み、
鬼押出ハイウェイへと続く道を一路宿泊地へ。
残念ながら鬼押出ハイウェイを通過した時は日も落ちてしまい、
目の前の浅間山と雄大なパノラマを見ることは出来ませんでした。
宿泊地となった別荘は、鬼押出ハイウェイから車で10〜20分のところにある、
大規模開発された別荘地の一画。
その別荘はと言うと、木目を生かした洋風建築の中に和風部屋を設えた落ち着いた室内、
調理作業台の広く取られたキッチン、障子窓を開けると空高く伸びた広葉樹林が目の前に広がり、
まるで外の自然と一体化している雰囲気。一ヶ月くらい此処で暮らしたいと思ってしまう様な
何とも素晴らしい別荘でした。荷物を置いた先頭隊の3人は、そのまま近くのホテルへ食事に出発。
バイキング形式の食事で3人共お腹いっぱい。
ホテルの温泉でくつろいで時間を潰していると、後発隊のはんちょから電話が。
以外に早い到着となり、もう別荘近くまで来ているとのこと。
別荘への道はかなり複雑であったが、同乗していたキッシーの頭脳技で、
何とか別荘まで辿り着いていた。目出度く合流しておもむろに軽い宴会を始める。
この辺の地理に詳しいはんちょが、明日のコースをあれこれ考えている。
さて、明日はいよいよ楽しみな合宿(と言う名のツーリング)。
酔いも程々に皆眠りにつきました。
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翌日も朝から気持ちの良い天気が広がり、寝覚めは悪い(のは私だけ)が気分は爽快!
女性陣が朝食の準備をしてくれている間、はんちょとキッシーは今日のコースを確認。
皆で朝食を摂ってワイワイガヤガヤ、今日のコースの話なんかしていると、
本当に学生時代のクラブの合宿を想い出す。食事が済むと各々準備に取り掛かる。
基本的にはロードバイクでの合宿だったが、タッキーとナースはMTBで参加。
天気は良くとも流石に軽井沢、標高の高さから気温は低く、皆長袖ジャージに
ウィンドブレーカー姿。登りに行けば半袖でもOKでしたけどね。
別荘前で記念写真を撮って元気にスタート。別荘地を抜け公道へ。
車は少なく非常に走りやすい。適当なアップダウンが良いアクセントとなっている。
暫く走り、何処かで見た風景だなと思ったら、何年か前に「ツールド嬬恋」なるレースで
走ったコースを逆に走っていることが分かった。スタート・ゴールの直線平地部分だった。
ちょっとした登りでナースが遅れ始める。
流石にロードバイクのアスリート達に着いて行くのは無理がある。
ここでタッキーの牽引走りが始まる(牽引走りの詳細は「筑波ツーリング」の記事をご参照)。
そんなこんなの走りを続けていると、いきなり目の前に大パノラマの世界が広がった!
青い空と澄み切った空気、冷たい風をやわらげてくれる暖かい日射し、
なだらかに裾野を広げる遠くの山並み、一面に広がる素晴らしい眺望に
ツーリングの醍醐味を味わうことが出来た。モォオ、サイコー!!
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途中から地蔵峠へ向かう登りのコースへと方向を変える。
勾配は緩やかであるが、真上に登った太陽の日射しを受け一直線に天へと伸びている(ワクワク)。
登りの不得意な(嫌いな?)洋子ちゃん、デビルちゃんが先にスタートする。
タッキーもナースを気遣い一緒にスタート。カエルちゃん、はんちょ、キッシーは
後からスタートするも、我々を追い越してガンガン先に行ってしまう。
特にカエルちゃんは調子が良い様だ。
ナースが自力で上がるので先に行って良いと言うので、お言葉に甘えて先に行くことにした。
遙か前方にははんちょとキッシー(と思われる)の姿が見えるのだが、
如何せんマウンテンではスピードが上がらない。
勾配も急になってきて、二人の姿は益々小さくなって行った。
一人の走りを続けていると、途中、山頂からの流れがあまりに美しい風景に出会い、
バイクを降りて記念写真を一枚。
再びペダルをこぎ初めていると、先にスタートしたデビルと洋子さんの姿が見え始める。
ここはクライマー・タッキーの面目躍如と思うのだが、
思う割にはスピードも上がらず、ゼイゼイしながらやっとの思いで二人をパス。
デビルは「ツライ!」と言う割には涼しい顔して優雅なペダリング。
どうなっとんじゃ!?
「たまだれの滝」という看板が見えた所で、先に行ったはずのカエルちゃんが戻って来た。
もう頂上まで行って来たのかとビックリしていると、後ろのメンバーのことを考え
途中で戻って来たのだと言う。
地蔵峠の頂上までは此処から約2km程と言うから、戻って来てくれたのは正解か。
はんちょ&キッシーも引き返してきた。
ナースが心配で引き返すと、幾らも下らない内に元気に登って来た。
今まで自力でこれだけの坂を登ったことは無いので、ご立派!と誉めて上げた。
全員集合して「たまだれの滝」で一休み。
隠れた名所なのか観光客は差程多くなく、落ち着いた雰囲気でゆったりと休むことが出来た。
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「たまだれの滝」で充分休息を取った後は、爽快なダウンヒルを楽しめる。
下りに不慣れなデビルやナースにスピードを出し過ぎない様声を掛け、
先頭で下って行く。やはりマウンテンのイボイボタイヤではスピードが出ない。
アウター・トップでペダルをグルグル回すが、それでも軽過ぎて脚が追い着かない。
身体を深く沈めてエアロ・ポジションで風圧を避ける。
後ろを振り返るとカエルちゃんが凄いスピードで追い着いてくる。
後ろに居るのははんちょ新井だとばかり思っていたのでビックリ。
流石にスピード狂のカエルちゃんだ。ホンの少しの距離で横に並んで来た。
こちらも男の意地で必死にペダルを回す。直後に後ろでアッ!の一声。
振り返るとカエルちゃんが横たわっている。
後ろから来たキッシーが手を合わせ念仏を唱えていた(ウソウソ!)。
急いで戻ると、カエルちゃんは半分意識を失っている。
あのスピードでの落車である。すぐに骨の一本位はやってるな思った。
皆が集まり声を掛けるが、アーだのウンだのしか反応が無い。
携帯で救急車を呼ぶが、生憎近くの救急車は出払っているとのことで、
長野県側から来てくれることになった。
暫くするとカエルちゃんの意識が戻って来た。
ここは何処?私は何ガエル?って、そんな冗談を言える状態ではありませんでしたが、
少なくとも自分が何者かは分かっている様だ。
骨折しやすい鎖骨はどんな感じかと聞いたが、問題なさそうだと言う。
頭はどうかと聞いたが、元々...だからそれは分からないと言う。もっともだ。
ヘルメットの後ろにバックリとヒビが入っていたが、
どうやらそれで頭を保護してくれたらしい。ヘルメット着用の重要性を再認識する。
自転車を調べたら前輪がパンクしタイヤが脱輪していた。
パンクが原因の脱輪か、リムセメントが原因の脱輪かは分からないが、
機材のメンテナンスは自己責任。特に急な下りや、きついコーナーのあるコースでは、
事前にしっかりチェックして置くことが大切だ(と、自分も再認識した)。
救急車を待つ間にタッキーとはんちょが車を取りに戻ることにする。
戻り道は来た時よりも遠かった(そんな歌があったな?古過ぎ?)。
ロードで快調に飛ばすはんちょに、登りの度に上で待っていて貰った。
やっとの思いで別荘に辿り着くと、汗ビッショリのジャージを着替え、
車2台で今来た道を引き返す。
途中携帯で連絡を取ろうとするが、肝心な時に電波事情が悪く繋がらない。
現場まで戻るとパトカーが来ていて、現場検証をしていた(アララ)。
一通りの検証が終わると、搬送された病院の名前と道を聞き病院へと急いだ。
途中デビルちゃんから連絡が入り、診察の結果、
思ったほどの怪我では無いとの連絡にホッとする。
病院へ着いて暫くすると、いつもの元気さを取り戻したカエルちゃんが、
済まなそうにして出て来た。
あのスピードの事故で、こんな軽傷で済んだのは本当にラッキーとしか言いようがない。
落車の想い出に、皆で病院をバックに記念写真を撮った。
その夜は、笑い話で済んだ事故の話を肴に、皆で遅くまで飲みまくった。
はんちょは眠さのあまり布団も掛けずにグーグー。翌日鼻声だった。
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翌日は、連休の終わりで道路が混むであろうことを予想して、
イベントは設けずに早めに宿を出発することにする。
掃除、朝食を済ませ、管理事務所に鍵を預けて別荘地を後にした。
はんちょ新井が先導し、混雑する道を避け観光名所の「白糸の滝」へ。
ここでちょっと観光を敢行。やはり連休とあって凄い人出である。
滝をバックに記念写真を撮り、この場所も早めに立ち去る。
車はどんどんと下っていき、どうやら軽井沢の麓まで降りてきた様だ。
暫く走ると軽井沢の駅近くへ出てきた。通称「軽井沢銀座」と言う処。
駐車場に車を止め、お土産やら何やらを買いに通りをブラブラする。
はんちょ&洋子さんは安田御大(ゴッド安田?)から頼まれた(命令された?)パンダ豆(だっけ)を
見つけて買っている。私は試食の味に満足した地元名産の信州リンゴを買うことにする
(洋子さんも結構買ってたな)。各々適当にお土産を手にした後は、
これまたさっさと軽井沢を後にすることにした。
信越道に入り、横川のサービスエリアで食事を摂ることにする。
横川と言えば釜飯、釜飯と言えば横川。で、写真の様な食事風景となりました。
その後は、ここで一旦解散。早めに戻ったのが幸いして、
大した渋滞にも遭わずに皆無事に帰路へと着きました。
数日後カエルちゃんに会うと、擦過傷の痕があるけど順調に回復しているとのこと。
まぁ結果オーライで、楽しい軽井沢合宿となりました。
来年も開催可能であれば、他の皆さんも是非参加して下さいね!
絶対たのしーーーーですよ!これにてレポート終わりじゃー!(by タッキー)
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