トップページに戻ります!
Welcome to Mighty Triathlon Club

トップに戻る / 五島屁の満 > 5月21日 > 5月22日 > 5月23日スイムバイク編 > ラン編 > エピローグ


【5月22日(土)】
 今日はバイク預託日だ。明日がレースだというのに、例によって軽い二日酔いと寝不 足で目が開かない。どす鯉はKijafa製ダンボからバイクをひょい と取り出して、ホイールをはめてハイ出来上がりなのだ。一方安田怪鳥は、財力に任 せて昨年衝動買いしたインターマックスのバイクのステムの具合がどうも悪い。早 速、辻本さんに電話をして助けを求めるも、怪鳥のバイクを一目見るなり、真顔で 「こらアカンわ!」。この場面をみた怪鳥は「クェ〜〜ッ!」とムンクの叫びを上げ てしまった!しかし辻本さんが、オーナーの実力に見合っているかどうか不明の高級 バイクと格闘することおよそ1時間、「…でけたでぇ!」。安田怪鳥はこれに感激感 涙し、完走したら豪邸新居の裏庭に「辻本神社」を建てると言っていた。

不安が解消された反動で一気に気が楽になった怪鳥は、有り余る財力に任せて、近く の鮮魚店を店ごと買ってしまうのではないかと思うほどの勢いで、土産の鮮魚を片っ 端から買い漁ったのであった。 辻本さんが怪鳥のバイクの修理に当たっているとき、傍にいたアマチュアカメラマン の岩佐さんに初お目見え。岩佐さん、バンダナで頭を包み、細いサングラスとカメラ マン・ベスト(?)に身を包み、いかにもそれっぽくてすごくカッチョいい!!宮古 島でも、ランのエイドステーションで激写していただき(ヌードではないのだ!)、 「どす鯉Naitoのジャージは目立っているから(発見は)一発だよ!」とお褒め の言葉を頂いた。チーム全体を褒めていただいたようで、とても嬉しかったのだ。

そんなこんなの珍道中やワシら選手の様子をチームの留守番隊の面々に逐一メール連 絡すると、これまた逐一チームのHPの掲示板に掲載し、更にそれを見た留守番隊が 応援やら感想を続けて記載してくれるので、さしずめインターネット実況中継みたい でとても面白い。午後になり、宿に戻ってずうずうしくも事務室のPCを占拠してHPの 掲示板をみて大笑いしながら、長く連なるその応援文を読んでいると、不思議と チーム一体となってレースに挑んでいるような気持ちになり、静かに、しかし熱い気 持ちが再びこみ上げて来るのであった。

部屋に戻って、ゴッドYS田怪蝶を含めた4名で「遠足のおやつ」よろしく、嬉々とし てバイク・スペシャルフーヅの仕度だ。スペシャルにご当地の銘菓を入れてレースを 楽しむのは、知る人ぞ知る「自分がスポウンサーの信州のプロ・トライアスリート」 神戸(ごうど)さん直伝のテク(?)だ!

当然、今回の目玉はカンコロもちで、蓬入りと元祖サツマイモ味の2種類を用意。さ らに、夕飯にでた超美味の「豆ご飯」を、「強烈塩味おにぎり」にしていただき、ス ペシャル・フーヅの準備は整った。オヤツの準備ではあるが、なんだかレースのシ ミュレーションをしているようで、一見和やかに見えるが、なんとなくキンチョー感 が漂ってくる午後6時なのであった。

一年のうちに、こんなにも早く寝る日が一体ほかにあるだろうか?と思うほどの 時 間に布団に入り、「one, two, three!」でとなりのアニ−は地鳴りのようなイビキを かいて寝たのであった。全く図太いヤツだ。

(つづく)

(C) Copyright 2004. Mighty Triathlon Club. All rights reserved.